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Kindle Unlimitedを使った正直レビュー|おすすめする人・しない人

Kindle Unlimitedは「本がたくさん読めてお得」と紹介されることが多いサービスです。

しかし、実際に使ってみると、単純に本の冊数だけでは評価できないことがわかります。

私はKindle Unlimitedを半年間利用し、主にビジネス書、哲学書、実用書、小説を読んできました。

半年使って最も魅力に感じたのは、その圧倒的な規模感です。2026年には500万冊以上が読み放題の対象と案内されており、感覚としては「巨大な図書館をサブスクで契約している」に近いものがあります。

もちろん実際の図書館とは仕組みが違いますが、「何か読みたい」と思ったときに大量の候補へすぐアクセスできることには大きな価値を感じました。

一方で、不満もあります。

特に気になったのは、Amazonでランキング上位に入っている本を読みたいと思っても、その本がKindle Unlimitedの対象ではないことがある点です。

つまり、

「読める本が非常に多い」ことと「今読みたい本が読める」ことは同じではありません。

半年使った現在の結論としては、Kindle Unlimitedは「読みたい本が最初から決まっている人」より、大量の本の中から気になる本を発掘しながら読む人に向いたサービスだと思いました。

この記事では、半年間使って感じた良かった点、不満だった点、公開されている評判との違い、どんな人におすすめできるかを率直に整理します。


結論|Kindle Unlimitedは「たくさん読む人」より「いろいろ試したい人」におすすめ

Kindle Unlimitedについて「月に何冊読めば元が取れるか」という説明をよく見かけます。

もちろん読書量も重要です。

しかし、半年間使ってみて、それ以上に重要だと感じたのは読書のスタイルでした。

本を読む人を大きく二つに分けるなら、

  • 読む本を最初から決めて探す人
  • 面白そうな本を探しながら読む人

です。

Kindle Unlimitedと特に相性がよいのは後者です。

特に満足しやすいのは読みたい本を発掘したい人

Kindle Unlimitedの魅力は、「この1冊を読むためのサービス」というより、巨大な本棚の中を歩き回りながら面白そうな本を探せるところにあります。

私は半年間で、ビジネス書、哲学書、実用書、小説と、かなり違うジャンルを横断して利用しました。

一つの専門分野だけに絞らなくても、

「今度は哲学を読んでみよう」

「仕事に役立ちそうな実用書を探そう」

「少し疲れたから小説を読もう」

と、そのときの興味に合わせて本を選べます。

私にとって、これがKindle Unlimitedを利用し続ける最大の理由となっています。

特定の新刊・漫画だけが目的ならおすすめしにくい

反対に、「この本が読みたい」と目的が明確な人には必ずしも向きません。

私自身、Amazonのランキングを見て興味を持った本がKindle Unlimitedでは読めない、ということが意外とたくさんありました。

対象作品が膨大でも、自分がその瞬間に読みたい1冊が対象外なら、その人にとっては「読み放題」の価値が小さくなります。

特に、

  • 話題の新刊
  • ランキング上位の本
  • 特定の著者
  • 特定シリーズ

だけを目的にする場合は、登録前に読み放題対象タイトルの状況を確認した方がよいでしょう。

迷っているなら「読書量」だけでなく読み方で判断する

Kindle Unlimitedを契約する際に何冊読むかという点だけで判断する必要はありません。

むしろ私なら、

「本を指名して読むタイプか、それとも探しながら読むタイプか」

を一つの基準にします。

すでに読みたい本が決まっているなら、その本を普通に購入する方が合理的な場合もあります。

一方で、興味の範囲が広く、「何か面白い本はないかな」と探すこと自体を楽しめるなら、Kindle Unlimitedの価値を感じやすくなります。

料金やメリット・デメリット、無料体験まで含めてサービス全体を確認したい場合は、Kindle Unlimited完全ガイド|料金・評判・おすすめ本・無料体験を解説でまとめています。


私がKindle Unlimitedを使った条件

レビューは、利用条件によって評価が大きく変わります。

ここでは、この記事の前提を明確にしておきます。

利用期間と利用頻度

Kindle Unlimitedの利用期間は約半年です。

私は「半年で○冊読んだ」といった読了冊数までは記録していません。

たくさん読んだ記憶はありますが、あまり細かく記録をとる方ではないんですよね(笑

そのため私はKindle Unlimitedを

〇〇冊読んだから元が取れてよかった

という形では評価をしていません。。

この記事で評価の中心とするのは、Kindleアンリみて度を半年間利用する中で感じた本の探しやすさ、選択肢の広さ、対象作品への不満、読書スタイルとの相性です。

私が主に読んだジャンル

私が主に読んだのは、

  • ビジネス書
  • 哲学書
  • 実用書
  • 小説

です。

一つのカテゴリーを大量に消費するというより、興味に応じてジャンルを移動する使い方をしてきました。

そのため、本記事の評価は特に、複数ジャンルを横断して読む人に参考にしてもらいやすいと思います。

漫画中心で利用した場合などは、評価が大きく変わる可能性があります。

利用した端末

Kindle Unlimitedを読むときは、主にiPadを使いました。

実際に半年間使ってみて、iPadでのKindleアプリの動作は非常にスムーズだと感じました。ページを読み進めるときにも動作の重さが気になることはほとんどなく、画面も広いため、長時間本を読む用途でもかなり読みやすかったです。

特にビジネス書、哲学書、実用書、小説のように文章を続けて読む場合、私にとってiPadは快適な読書端末でした。

一方、洋書を読む際には不便に感じた点もあります。

難しい英単語の上に簡単な説明を表示してくれる「Word Wise」を、私が利用したiPad環境では使えませんでした。AndroidではWord Wiseを利用できる環境があるため、洋書を読むときにはこの違いを不便に感じました。

Word Wiseは洋書を読む際、わからない単語が出るたびに辞書を開かなくても、本文を読み進めながら意味を補助してくれる便利な機能です。そのため、英語の本を多読するときには、使えるかどうかで読書のテンポがかなり変わります。

なお、Amazonの現在の案内では、Word Wiseは一部の英語書籍で提供され、Kindleアプリを含む対応環境で利用できる機能とされています。実際の利用可否は、対象書籍やアプリのバージョンなどによって異なる可能性があるため、ここでは「iPadでは必ず使えない」という一般的な仕様ではなく、私が利用した環境での体験として評価しています。

出典:Amazon「Kindle accessibility features like text-to-speech, visual customization, more」

普段の読書スタイル

今回の利用で特徴的だったのは、ビジネス書から哲学、小説まで、一つのジャンルに固定せず本を探していたことです。

そのため、「読みたい1冊を最初から決めて購入する」というより、

興味のあるテーマを見つける

読めそうな本を探す

別のジャンルにも移る

という使い方が多くなりました。

この読書スタイルとKindle Unlimitedはかなり相性がよいと感じています。


Kindle Unlimitedを使ってよかったと感じたこと

半年使って感じた最大の利点は、「本が安く読める」ということだけではありません。

むしろ、本を選ぶ自由度が非常に高くなることでした。

買うか迷う本を気軽に試せる

通常、本を1冊ずつ購入する場合は、

「本当に読むだろうか」

「自分に合わなかったらもったいない」

と考えます。

Kindle Unlimitedでは、対象作品であれば1冊ごとに追加購入する必要がありません。

そのため、「興味はあるけれど購入するか迷う」という本にも手を伸ばしやすくなります。

これは特に、哲学書や実用書を探すときに相性のよい仕組みです。

同じテーマでも、著者によって説明の仕方や問題設定がかなり違います。最初から1冊に賭ける必要がなくなることで、読書の入口が広がります。

普段なら読まないジャンルにも手を伸ばせる

半年間でビジネス書、哲学書、実用書、小説を横断してきたことで感じたのは、Kindle Unlimitedにはジャンルを移動しやすくする効果があることです。

1冊ずつ購入していると、「せっかくお金を払うならいつものジャンルにしよう」と考えがちです。

定額制では、その心理的な壁が低くなります。

これは、読書を知識の収集だけではなく、新しい関心を発見するために使いたい人にとって大きな利点です。

合わない本を途中でやめやすい

読み放題では、「購入したから最後まで読まなければ」という感覚が弱くなります。

公開されている長期利用レビューでも、合わなければ別の本へ移りやすいことはKindle Unlimitedの利点として挙げられています。

本を最後まで読むこと自体が目的になってしまうと、読書が重くなることがあります。

必要な情報が得られた、あるいは自分には合わないと判断できたなら、そこで別の本に移る。

Kindle Unlimitedは、こうした読み方と相性のよいサービスです。

同じテーマの本を複数比較しやすい

ビジネスや哲学、実用書では、同じテーマについて複数の本が存在します。

読み放題で候補が見つかれば、

「一冊の著者の意見だけをそのまま受け入れる」

のではなく、別の本も参照しやすくなります。

これは学習目的の読書でも便利です。

一冊を正解として読むより、複数の本の共通点や対立点を比べる方が、テーマそのものへの理解は深まります。

スマホ・タブレットですぐ読める

Kindle UnlimitedはKindle専用端末だけのサービスではありません。AmazonはKindle関連サービスをKindleアプリなどから利用できるよう提供しています。

私の場合は主にiPadを使いましたが、動作は非常にスムーズで、文章を読むうえでストレスを感じることはほとんどありませんでした。画面にも十分な広さがあり、ビジネス書や哲学書、小説などを続けて読む場合にも、とても読みやすいと感じています。

そのため、Kindle専用端末を持っていなくても、すでにiPadを使っている人なら、それをそのまま読書端末として利用する方法はかなり快適だと思います。

ただし、洋書を読む際にはWord Wiseを私のiPad環境で利用できなかったことが不便でした。

通常の日本語の本を読む範囲では大きな不満はありませんでしたが、洋書を多く読むのであれば、Word Wiseなどの英語読書支援機能を自分の利用環境で使えるかどうかも確認しておいた方がよいでしょう。


Kindle Unlimitedを使って不満だったこと

良い部分だけを見ると非常に魅力的ですが、半年使っていて不満を感じる場面もありました。

最も大きかったのは、「読みたい本」と「読み放題対象本」が一致するとは限らないことです。

読みたい本が読み放題対象とは限らない

これはKindle Unlimitedの弱点を考えるうえで最も重要です。

500万冊以上という規模であっても、Kindleストアに存在する本すべてが読み放題になるわけではありません。

私自身、「これを読みたい」と思って確認したら対象外だった、ということがあります。

大量の選択肢があることと、欲しいものが必ずあることは別問題です。

新刊や話題作を目的にすると期待外れになりやすい

私が特に不満を感じたのが、この部分です。

Amazonでランキング上位にある本を見て、「これを読んでみよう」と思っても、Kindle Unlimited対象ではない場合があります。

500万冊以上という数字を見ると、「有名な本もだいたい読めるのでは」と期待したくなります。

しかし実際には、

読みたい本を先に決めるKindle Unlimitedにあるか確認する

という使い方では、対象外にぶつかることがあります。

私の経験では、ここがKindle Unlimitedへの期待と現実のずれを最も感じたところでした。

漫画は全巻対象とは限らない

漫画については、私は今回の主要な利用ジャンルとして評価していません。

ただしKindle Unlimitedでは、シリーズ作品についてすべての巻が一律に対象になるとは限りません。

したがって、特定シリーズの全巻読破を目的にする場合は、巻ごとの対象状況を確認する必要があります。

これは「読み放題」という言葉だけからサービス内容を判断しない方がよい例です。

対象作品が途中で変わる

Kindle Unlimitedのラインナップは固定ではありません。

Amazon KDPでは、KDPセレクトへ登録されたKindle本はKindle Unlimitedへ自動的に追加され、KDPセレクトへの登録が取り消されると、数時間以内にKindle Unlimitedから削除される仕組みが説明されています。

出典:Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング「KDP セレクト」

出典:Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング「KDP セレクトの取り消し方法」

つまり、今対象になっている本が将来も必ず同じ条件で読めるとは限りません。

「いつか読もう」と思っている本ほど、現在の対象状況を確認した方がよいでしょう。

本を探す時間が増えることもある

これは500万冊規模のラインナップの裏返しでもあります。

本が少なければ選択肢は限られます。

ところが候補が大量にあると、

「もっといい本があるのでは」

と探し続けることもできます。

図書館へ行って本棚を眺めること自体が好きな人なら、これは楽しさです。

一方、目的の本だけを短時間で決めたい人には、選択肢の多さが負担になる可能性があります。


使ってわかった最大のメリットは「本選びで失敗しにくくなること」

半年利用して、私がKindle Unlimitedに感じている価値を一言で表すなら、巨大な図書館を月額制で利用しているような感覚です。

もちろん、公共図書館とはまったく別のサービスです。

しかし、

本棚に大量の本がある

気になるものを選ぶ

読んでみる

合わなければ別の本へ移る

という体験は、かなり図書館に近く感じられます。

500万冊以上という規模感が、私にとってはKindle Unlimited最大の魅力でした。

読み切らなくても損をした感覚が小さい

本を購入すると、「せっかく買ったのだから最後まで読もう」と思います。

しかし、本との相性は実際に読んでみないとわかりません。

Kindle Unlimitedでは対象作品を追加料金なしで試せるため、自分に合わないと判断した本から離れやすくなります。

重要なのは、完読冊数を増やすことではなく、自分に必要な本へ到達しやすくなることだと思います。

「買うほどではない本」を試せる

通常購入では、

「面白そうだけれど、1冊買うほどではない」

という本が後回しになります。

この境界にある本を読めることが、読み放題の大きな価値です。

私がビジネス書、哲学書、実用書、小説とジャンルを横断できたのも、この仕組みとの相性がよかったからです。

良かった本だけ購入して残す使い方もできる

Kindle Unlimitedと通常購入は、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。

読み放題で本と出会い、本当に残したい本だけ購入するという考え方もできます。

こう考えるとKindle Unlimitedは、「本を買わなくするサービス」というより、買う本を選ぶための巨大な試読環境としても使えます。


逆に後悔しやすいのは「読みたい本が全部ある」と期待する人

Kindle Unlimitedへの不満が大きくなるかどうかは、登録前の期待によってかなり変わると思います。

「大量の本を探せるサービス」と考えるのと、「Amazonにある本なら何でも読めるサービス」と考えるのでは、利用後の評価は大きく違います。

Kindleストアの全作品が読み放題ではない

Kindle Unlimitedは、Kindleストア全体を定額で利用するサービスではありません。

対象になっているKindle本を利用するサービスです。

そのため、「Kindle版が販売されている=Kindle Unlimitedで読める」ではありません。

冊数の多さと「自分が読みたい本があるか」は別

500万冊以上という数字は魅力です。

私自身、この規模感を非常に高く評価しています。

しかし同時に、ランキング上位の読みたい本が対象外だった経験もあります。

この二つは矛盾しません。

選択肢はものすごく多い。しかし、自分が指名した本が必ずあるわけではない。

これが半年使ったうえでの、最も現実に近い評価です。

登録前に読みたい本を確認しておく方がよい

すでに読みたい本が何冊か決まっているなら、登録前にKindle Unlimited対象か確認した方がよいでしょう。

3〜5冊ほど候補を確認するだけでも、自分とサービスの相性がかなり見えます。

読みたい本がほとんど対象外なら、通常購入など別の方法を選ぶ方が合理的です。

読みたい本が現在読み放題の対象か確認する具体的な方法は、Kindle Unlimited対象本の探し方|読み放題か確認する方法で詳しく解説しています。


Kindle Unlimitedの評判と実際に使った感想を比べる

Kindle Unlimitedの公開レビューを見ると、「読書の幅が広がる」という評価と、「読みたい本がない」という不満の両方があります。

一見すると正反対ですが、半年使ってみると、どちらも成立する理由がわかります。

良い評判|コスパがよく読書の幅が広がる

長期利用者のレビューでは、対象ジャンルの広さや、気になる本を気軽に試せることがメリットとして挙げられています。

7年間利用しているレビューでも、小説だけでなく資格本などへ用途が広がったことや、合わない本を切り替えやすいことが評価されています。

この点は、私の半年間の経験とも一致します。

ビジネス書、哲学書、実用書、小説を横断して読めることは、Kindle Unlimitedの大きな魅力でした。

悪い評判|読みたい本がない・漫画が途中まで

一方、「おすすめしない」という評価では、読書量が少ない場合や、読みたい本が対象になっていない場合などが理由として挙げられています。

私自身が最も共感するのは、「読みたい本が対象ではない」という部分です。

ランキング上位の本だから読めるとは限りません。

ここを理解せずに登録すると、「思ったより読みたい本がない」と感じやすいでしょう。

評判が分かれるのは読書スタイルが違うから

Kindle Unlimitedについて、

「最高のサービス」

「読みたい本がない」

という正反対の意見が出る理由は、単純です。

読者がKindle Unlimitedに求めているものが違うからです。

指定した本を読みたい人は、対象外作品があることを大きな欠点と感じます。

一方、大量の候補から本を発掘したい人には、500万冊以上という規模そのものが大きなメリットになります。

どちらが正しいというより、自分がどちらの読み方に近いかを考える方が重要です。


Kindle Unlimitedをおすすめする人

半年使った経験から、次のような人にはおすすめしやすいと考えています。

気になる本を気軽に試したい人

購入前に慎重に1冊を選ぶより、まず読んでみたい人です。

本選びの失敗を完全になくすことはできませんが、「合わなかったら別の本へ」という選択がしやすくなります。

小説・ビジネス書など複数ジャンルを読む人

私自身、ビジネス書、哲学書、実用書、小説を読みました。

複数ジャンルを横断するほど、巨大なラインナップを活用しやすくなります。

「今月は哲学、来月は小説」といった使い方もできます。

同じテーマの本を何冊か比較して読む人

一つのテーマを深く知りたい人にも相性があります。

哲学やビジネス、実用書では、一冊だけでなく複数の著者の説明を読むことで理解が変わることがあります。

対象作品の中に候補が複数あれば、読み比べるハードルはかなり下がります。

読書の幅を広げたい人

Kindle Unlimitedを図書館のように使うなら、最も相性がよいタイプです。

「読む本はまだ決めていないけれど、本は読みたい」

という状態でも、大量の候補から探せます。

私が半年使って感じた最大の魅力も、この部分でした。

本を途中でやめることに抵抗がない人

すべての本を完読しなければならないと考える人より、

「必要なところまで読んだら次へ」

と考えられる人の方が読み放題を活用しやすいでしょう。

Kindle Unlimitedは、完読率より試せる冊数と選択肢に価値を感じる人向けだと思います。


Kindle Unlimitedをおすすめしない人

反対に、次のような人には積極的にはおすすめしません。

最新刊や特定の人気作品だけを読みたい人

私自身が不満を感じた部分です。

ランキング上位だから、話題だからという理由だけでKindle Unlimited対象になるわけではありません。

読む本が明確に決まっているなら、まずその本が対象か確認してください。

漫画を必ず全巻読みたい人

特定シリーズの全巻読破だけを目的にするなら、対象巻の確認が欠かせません。

一部だけ対象の場合、その後は通常購入が必要になる可能性があります。

読みたい本を所有して残したい人

Kindle Unlimitedは読み放題サービスです。

「読んだ本を自分の蔵書として残しておきたい」という価値観が強いなら、通常購入の方が合います。

読み放題で試し、特に気に入った本だけ購入する方法なら両立できます。

読書する時間をほとんど確保できない人

定額サービスは、利用しない期間にも料金が発生します。

読書したい気持ちはあっても、実際には数カ月まったく本を開かないという状況なら、必要なときだけ本を購入する方法も比較した方がよいでしょう。

すでにAmazonプライムを利用していて読書量がそれほど多くない場合は、Kindle UnlimitedとPrime Readingの違い|どちらを選ぶべき?も比較してみてください。

読みたい本がすでに決まっていて対象外の人

これは最も明確です。

読みたい本が3冊あり、3冊ともKindle Unlimited対象外なら、その3冊を読む目的で登録する理由はありません。

対象冊数の多さよりも、自分が実際に読みたい本との重なりを優先してください。


Kindle Unlimitedで失敗しにくい使い方

半年使った経験から考えると、Kindle Unlimitedを活用するコツは「何冊読まなければ」と考えすぎないことです。

登録前に読みたい本を3〜5冊確認する

まず現在読みたい本を確認します。

複数冊が対象なら、それだけでも利用する理由ができます。

反対にすべて対象外なら、一度立ち止まれます。

最初から全部読み切ろうとしない

読み放題の強みは、途中で別の本へ移れることです。

「一冊借りたら必ず全部読む」

というルールを自分に課す必要はありません。

読んでみて違うと思ったら別の本を探す。この気軽さを利用した方がKindle Unlimitedらしい使い方になります。

読み放題と通常購入を使い分ける

対象本だけですべてを済ませようとすると、ランキング上位の本などが対象外だったときに不満が大きくなります。

私は、

Kindle Unlimited=大量の本を探索する場所

通常購入=どうしても読みたい本を手に入れる方法

と分けて考える方が自然だと思います。

読まない時期は継続する必要があるか見直す

サブスクリプションは、契約しているだけで価値が生まれるわけではありません。

最近ほとんど使っていないのであれば、「また読むかもしれない」だけで継続する必要があるか、一度考えてみる価値があります。

継続しないと決めた場合の手続きや、解約後いつまで本を読めるのかは、Kindle Unlimitedの解約方法|いつまで読める?更新日も解説で確認できます。


Kindle Unlimitedを継続するか迷ったときの判断基準

半年使った後も、継続する価値があるかは定期的に考えた方がよいでしょう。

最近1カ月で実際にどのくらい利用したか

まず実際の利用状況を確認します。

「たくさん読めるはず」という可能性ではなく、最近本当に利用しているかを見ることが重要です。

読みたい本が今も見つかるか

私にとってKindle Unlimitedの価値は、巨大な図書館のように本を発掘できることです。

そのため、定期的に探しても読みたい本が見つからなくなったなら、価値は下がります。

反対に、次々に気になる本が見つかるなら、サービスとの相性はよいと考えられます。

「読む本を探すこと」自体を楽しめているか

これは意外に重要です。

大量のラインナップを、

「選択肢が多くて面倒」

と感じるのか、

「次に読む本を探すのが楽しい」

と感じるのか。

私の場合は後者に近く、そのため500万冊以上という規模感を大きな利点だと感じています。

980円より価値を感じているか

Kindle Unlimitedの通常料金は月額980円とAmazon公式でも案内されています。

出典:Amazon公式「Prime Readingで新しい読書習慣を始めよう」

ただし、「何冊なら必ず得」と一律には判断できません。

読んだ本の通常価格だけでなく、

  • 新しい本を発見できた
  • 普段読まない分野へ進めた
  • 購入を迷う本を試せた

といった価値も含め、自分にとって980円を上回っているか考えるのがよいでしょう。

「結局、月に何冊読めば元が取れるのか」を金額で判断したい場合は、Kindle Unlimitedの料金は元が取れる?読書冊数別に徹底計算で、読書冊数と本の価格ごとに整理しています。


Kindle Unlimitedのレビューについてよくある質問

Kindle Unlimitedは本当におすすめですか?

万人におすすめとは考えていません。

大量の対象作品から本を発掘することを楽しめる人にはおすすめしやすいです。

一方、特定の新刊やランキング上位本だけを読みたい人には向かない場合があります。

Kindle Unlimitedはどんな人に向いていますか?

気になる本を気軽に試したい人、複数ジャンルを読む人、同じテーマの本を読み比べたい人、本を探すこと自体を楽しめる人に向いています。

半年使った私自身も、ビジネス書、哲学書、実用書、小説を横断できることに大きな価値を感じました。

Kindle Unlimitedをおすすめしないのはどんな人ですか?

最新刊や特定作品だけを読みたい人、読みたい本が対象外の人、読書時間をほとんど確保できない人、本を所有することを重視する人には積極的にはおすすめしません。

Kindle Unlimitedは読みたい本が少ないですか?

これは人によります。

対象作品の規模は非常に大きい一方で、自分が指名した本が必ず対象とは限りません。

私もランキング上位の本を読みたいと思ったときに、対象外だったことがあります。

「本が少ない」というより、ラインナップと自分の関心がどれだけ重なるかが重要です。

Kindle Unlimitedは漫画目的でもおすすめですか?

漫画を幅広く探したい人には候補になりますが、特定シリーズの全巻読破だけが目的なら、事前に対象巻を確認した方がよいでしょう。

本記事では漫画を主要ジャンルとして半年間評価したわけではないため、漫画についての使用感そのものは評価対象外です。

Kindle Unlimitedは読書量が少なくても使う価値がありますか?

冊数だけでは決まりません。

月に読む冊数が少なくても、通常なら購入を迷う本を試せることに価値を感じるなら、利用する意味はあります。

反対にほとんど利用していないなら、継続する必要があるか見直した方がよいでしょう。

Kindle Unlimitedは紙の本が好きな人にも向いていますか?

紙の本と併用できます。

電子書籍ですべてを置き換える必要はありません。

Kindle Unlimitedで新しい本を探し、特に気に入った作品だけ紙で購入するという使い方も考えられます。

Kindle Unlimitedは無料体験だけでも利用できますか?

AmazonはKindle Unlimitedについて無料体験を案内していますが、実際に表示される条件やキャンペーンは利用状況などによって異なる場合があります。

登録を検討する場合は、自分のAmazonアカウントに表示される現在の条件を確認してください。

実際に試してみる場合は、Kindle Unlimitedの登録方法|無料体験・支払い・確認画面を解説で、申し込み前の確認ポイントから登録後の確認まで解説しています。


まとめ|Kindle Unlimitedは「自分の読み方」と合うかで判断しよう

Kindle Unlimitedを半年間使い、ビジネス書、哲学書、実用書、小説を読んできました。

現在の私の評価は、かなり明確です。

Kindle Unlimitedの最大の利点は、単純に「本代を安くすること」ではありません。

500万冊以上という大きなラインナップから本を探せることで、実質的に巨大な図書館をサブスクリプションで利用しているような感覚を得られることです。

興味のある本を試し、違うと思えば別の本へ移り、また新しいジャンルを探す。

この読み方が好きな人には、非常に面白いサービスだと思います。

一方、最大の不満も明確です。

ランキング上位だからといって、読みたい本がKindle Unlimited対象とは限らないことです。

そのため、

「500万冊もあるなら自分の読みたい本も全部あるだろう」

と期待して登録すると、失望する可能性があります。

半年使ったうえでおすすめしたいのは、

読む本を最初から完全に決める人ではなく、大量の本の中から次に読む本を発掘することを楽しめる人です。

登録するか迷っているなら、最初に3〜5冊ほど読みたい本を挙げ、現在Kindle Unlimited対象になっているか確認してみてください。

そのうえで「この本以外にもいろいろ読んでみたい」と感じるなら、Kindle Unlimitedとの相性はかなりよいでしょう。

参考資料